「旦那が嫌い」だけでは離婚できない｜専門家が教える専門知識
「旦那が嫌いで一緒にいるのが嫌だ、顔すら見たくない」という女性は少なくありません。しかし、旦那が嫌いという理由だけでは離婚はできません。なぜ離婚をする必要があるのかを証明しなければなりません。今回は、旦那と離婚する方法についてお教えします。
嫌いな旦那と離婚する方法
協議離婚にもそれなりの理由が必要
離婚理由の必要性
離婚をするには理由が必要であり、旦那が嫌いという理由のみだけでは離婚することができません。知らない方が多いかと思いますが、実は民法で定められた離婚原因という５つの項目があります。裁判所は、離婚原因を基準に離婚の可否を判断するため、知っておく必要があるでしょう。
不貞行為とは、夫婦・婚約・内縁関係にある男女のどちらかが、配偶者以外の異性と肉体関係を持つことです。不貞行為が認められた場合、離婚をすることが可能です。 悪意の遺棄とは、夫婦の同居・協力・扶助義務を果たさないことを示します。配偶者を家から追い出したり、配偶者らしい扱いをしないといった場合に「悪意の遺棄」と判断されます。 配偶者の行方が分からなくても生存していることが分かっている場合は、この項目に当てはまりません。 精神病にかかった方は自己の責任ではないにもかかわらず、配偶者から療養費等の経済的支援を得られなくなってしまいます。そのため、この離婚原因については、裁判所は厳格に判断する傾向にあります。 暴力や精神的虐待、犯罪行為、家庭の放置、親族との不和、性生活の異常、長期間の別居など数多くの離婚原因を挙げることは困難です。そのため、１から４の離婚原因が当てはまらない場合でもカバーできるように規定されたものです。 |
上記５つの項目から裁判所は離婚可否を判断しています。しかし、離婚問題は個々に理由や問題があるため、専門家でないと裁判所が離婚判決を出してくれるか否かについて判断することは難しいと言えます。もし、離婚を考えているが、自身で判断できないと悩んでいる方は専門家に相談することをおすすめします。
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嫌いの理由が相手の有責事実なら
旦那が嫌いな理由によって離婚が可能
ただ旦那が嫌いという理由だけでは離婚はできません。離婚する際に旦那の不貞行為があった、旦那からDVがあったなどが理由とすると事実の証拠（有責事実）が必要になります。裁判所が「婚姻状態にあることで精神的、肉体的被害が及ぶ」と判断した場合のみに成立するため、不倫（不貞行為）を理由に離婚を申し出ても相手が「不倫（不貞行為）はしていない」と言うと裁判所は離婚を認めることが難しくなります。そのため、離婚する際は、不貞行為やDVの証拠を揃える必要があるのです。
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有責事実は証拠が必要
有責事実を証明する証拠
有責事実を証明するための証拠集めはスムーズに離婚するための手段でもあります。有責事実を利用して離婚したい場合は、パートナーに離婚を認めさせる方法を提案、慰謝料を増やしたいとお考えの方は、専門家に相談することをおすすめします。長年の経験を積んでいる専門家は、裁判所はどのような証明を元に離婚の可否を判断しているかという基準を把握しています。今の配偶者と早く離婚したいと思っている方は、悩むだけではなく勇気を持って行動をして不安な気持ちやモヤモヤを無くすために専門家に相談をして離婚に向けて進みましょう。
有責配偶者（有責事実）とは
| 有責配偶者とは、離婚原因（不貞行為や浮気、DVなど）を作った人のことを指します。基本的には、有責配偶者から離婚を申し出ることはできないと言われていますが、夫婦間や家庭背景などが原因となる場合は認められるケースもあります。 |
(2021/5/31追記)
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離婚したい人に向けた探偵調査
嫌いな旦那と離婚するための探偵調査利用
「旦那が嫌い」という理由だけでは離婚できないことが分かったと思います。離婚するためには離婚できる理由を作らなければなりません。離婚理由と証拠が揃っていれば、裁判所は離婚してもよい、すべきと判断することでしょう。しかし、裁判所が納得する証拠を自身で集めるのは少し難しいかもしれません。証拠集めは、プロである探偵に任せることで一番安全かつ確実な証拠を手に入れることができるでしょう。
探偵調査の提案
探偵興信所（社）では、長年の経験を生かして、離婚するために必要な証拠を揃えることができます。ご依頼者の望む離婚方法や時間、費用などに応え、確実な証拠収集や離婚するための手続き等のフォローも致します。何かお悩みを抱えている方は、まずは相談からお待ちしております。
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証拠収集調査 旦那の不貞行為やDVなどの疑いの事実を証明するために確実な証拠を集める調査をします。探偵の基本的な調査項目となります。 家庭内トラブル調査 家庭内での問題解決のために必要な情報を集めるための調査をします。旦那のDVや親せき間でのトラブルに適した調査となります。 借金調査 配偶者が借金を抱えていないかなどを調査することができます。この証拠だけでは離婚はできない可能性があるため、他の調査との併用をおすすめします。 交友関係調査 配偶者が反社会勢力との関わりがあるかもしれないと思った方におすすめの調査方法です。 浮気調査 配偶者が浮気していると感じた場合、高確率で当たっています。ひとりで悩んでいては解決しません。早めに相談することで確かな証拠をつかむことが出来ます。 |
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女性は一度嫌いになった異性を再び愛することは難しいと言われています。もし、ご主人と一緒にいて苦痛だと感じる方はこの先の人生を考えて見てください。自分が笑っている姿が思い浮かばなかったのなら、離婚を視野に入れて行動しましょう。探偵興信所（社）は、あなたのお悩みに沿った問題解決方法をご提案します。
| ※相談事例は当探偵興信所へ依頼をされた依頼人の事実に基づき内容を一部変更して掲載しています。 |
